10,究極の哲学エンタ 「ソクラテスの言語将棋」
ソクラテスは、言葉を楽器のように演奏し、人々を「しびれさせる」ことを、プラトンの『饗宴』でアルキビアデスが語っていることを「8,哲学とは、言葉を楽器のように演奏することである」で紹介しました。今回は、ソクラテスがあたかも将棋を指すように、言葉によって対話相手を「善」なる状態...
自分自身の一連の考えを綴った個人的なブログ
聖徳大学生涯学習講座SOA 哲学サロン
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令和6年度第Ⅱ期SOA講座 哲学サロンー
モーツァルトは音楽のソクラテスである
10回 2024年10月1日(火)~12月3日(火)
<テキスト>
茂木和行:「モーツァルトは音楽のソクラテスである」(『聖徳大学言語文化研究所 論叢』20)
講座概要
アートは「感性や感情を刺激し、思考や対話を促す表現活動」と定義されます。プラトンの『饗宴』で「楽器を使わず言葉だけで人を憑かれた状態にする」と描かれているソクラテス(昨年度Ⅲ期講座で紹介)は、言葉によるアーティストだった、逆に、音楽で人々を歓喜へと導くモーツァルトは、「音楽による哲学者」だと、考えたいのです。ピアニスト原佳大先生を招待し、アートと哲学の関係にいよいよ踏み込みます。