「よく見ればなずな花さく垣ねかな」-松尾芭蕉のよく知られた俳句ですね。これがなんと、アリストテレスからハイデガーまで、さまざまな哲学者が七転八倒して考えぬいた、「存在」の秘密を解く鍵になっているとは、お釈迦様でもご存じないでしょう。ほかならぬ私「哲学の語り部」が、この問題を、快刀乱麻で明らかにして行きます。「よく見れば哲学花さく講座かな」ですよ!
1, 「あること」モードの世界
2, 「持つこと」モードの世界
3, フロムの「To Have or to Be?」
4, ゲーテの「生命の力」
5,よくみればなずな花さく地球かな
6, アリストテレスと十のカテゴリー
7,俳人・芭蕉の存在X
8,ハイデガー存在論との接続
9, レヴィナスの「位相転換」
10, 「がある」から「である」へ
10回 2024年4月30日(火)~7月2日(火)
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