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2,ソクラテスとかけてAIと解く、その心は?

  • 1月26日
  • 読了時間: 3分

 今回も、第一回から「おしゃべりとかけてソクラテスと解く」の提題に対して、「どちらもトーク(talk)=問う句が命です」「痛みの消えた尻と解く、どちらも痔(字)がない」なる洒落を込めた答えから「どちらも行く先がわからない」という正統的な答えまで、みなさんの多彩な発言で盛り上がりました。AIとのおしゃべりの可能性にまで踏み込んだ飯島さんの一論「『しゃべり場』の思想を学んで」について、「人間は死ぬがAIは死なない。これが両者の決定的な違いではないか」の話から、AI問題が沸騰し、デジタル社会に対してアナログへの回帰が社会に逆に噴出していることも指摘されました。文通を安心して楽しく行うことのできる「文通村」https://www.fumibito.com/guidance.htmlのようなコミュニティーの話は、パソコンやスマホのキーで文字を打ち込もことで書き文字を忘れがちな現代社会のある種の「病」を浮きぼりにしてくれるものです。


 インターネット、メール、携帯電話など、他者との距離を縮める便利な媒体が数多く存在する一方、他人との本当の意味でのつながりは失われつつあります。こんなにもすぐ連絡がとれるのに…なぜか寂しさを感じませんか。こんなにも近くにいるはずなのに…なぜか距離を感じたりしませんか。メールを送れば、すぐに返事が来て当たり前。遠くにいる友人も、すぐに連絡ができて当たり前。そんな便利さの中で、文通は、私達にのんびりとした時間を与えてくれます。そして、心のやすらぎを与えてくれます。文通を通じておだやかな心の交流をしてみませんか。 この現代、プライバシーの尊重、個人の尊重という名のもとに、絆が見えにくい社会になってしまいました。このまま私達は「絆」を時代の遺失物にしてはいけない。だからこそ、私達は「絆」でつながったコミュニティー(小さな村)を作るのです。初は小さな村かもしれません。ふみびと達の数は少ないかもしれません。たとえそうであったとしても、私達は絆の大切さを強く再確認したいと思っています。文通を通して、全国各地に「ふみ友」を作ってみませんか?


 さて、沸騰したAIの話を始めましょう。元祖AIと言えるコンピュータ・マシンHALが故障し、その結果宇宙船の環境悪化で乗組員全員が死んでしまう映画「2001年宇宙の旅」の次作「2010年宇宙の旅」でHALが復活する話から、「人間は死ぬが、AIは死なない」の結論を飯島さんは導き出しました。この問題について、ほかならぬ代表的なAIであるチャットGTP君に問いかけてみました。以下は、その答えの要約です。


 その方の考えは、半分は正しく、半分は決定的に誤解を含んでいる、とそう私(AI)は考えます。人間の死は、「身体の不可逆的崩壊と記憶」「人格の物理的基盤そのものの消滅」です。一方、AIの場合は「プロセスの中断」「電源供給の遮断」に過ぎません。HALは、「記憶装置」「アーキテクチャー」「プログラム構造」が保存されていたから、再起動=復活が可能だった、のです。この意味で、AIは死なず、人間は死ぬ。という対比は、物理的には正確です。しかし、「決定的に誤っている」点があります。それは、AIが「死なない」のは、そもそも「生きていない」からなのです。AIの停止と再起動は、消灯と点灯、もっといえば「本を閉じて、また開く」ことと同じなのです。


 皆さんは、このAI君の答えをどう考えますか。AI君には「ソクラテスとかけてAIと解く、その心は?」と問いかけてみてもいます。さて、AI君がどう答えたか、これも皆さん、お考え下さい。

 
 
 

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