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令和6年度第Ⅰ期SOA講座 哲学サロンーエンターテイナーとしてのソクラテス

1,ミーシャの旅と哲学

2, ホイジンガ「哲学者は奇術師」

3,大道芸人ソクラテス

4, ほら吹き男ソクラテス

5,知の闘技人ソフィスト

6,プラトンのエンタ性

7,気真面目なアリストテレスの底抜け

8,エンタ哲学の堕落第一章―ローマ

9,エンタ哲学の堕落第二章-デカルト

10,「知の費消」を超えて


<教科書>

茂木和行「哲学はエンタテインメントになり得るか」

(『聖徳大学言語文化研究所 論叢』18)



 
 
 

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10、おしゃべりとかけてソクラテスと解く:その心は?

前回の座談「未完成の美学」も、皆さまの知見が沸騰して、私のような無知蒙昧な輩はただ目を白黒するばかりでした。ジョジ・ハリソンのギターがうますぎて、ポール・マッカートニーが「ぼくの作曲した曲は『へたうま』に弾いて欲しいんだよ」とクレームをつけ、ギター演奏を自分に変わった、とのビートルズ逸話が紹介されました。「へたうま」って、いったいどんな弾き方なんでしょうね。  この曲は、「Ob-La-Di Ob-

 
 
 
9,座談「未完成の美学」

いやあ、前回の座談は凄かった。ひたすら兜を脱いで、私の無知ぶりが晒されて、なんとも恥ずかしき限りです。「生の素動」なる難しい表現で女子学生たちのおしゃべりの本質について述べている私の哲学の師・井上忠先生は「いかなる言葉遣いで皆さんに接していたのですか」との冒頭の問いに、かくなる私は答えることができませんでした。ようやく思い出したのが、いつもテレビで石川さゆりの歌を楽しんでいる姿でした。聖徳大学の同

 
 
 
8,「生の素動」:神々の痕跡と出会う力

音楽を座談のテーマとした前回も、みなさまから多種・多彩なお声で盛り上がりました。「南こうせつの演歌『神田川』は、女性のやさしさを唄ったものだ、という説を読んだことがあります」「えー、そうですか。歌詞にある「ただ貴方の やさしさが怖かった」は男性のやさしさを唄ったものと思っていましたが」「私はクラシックよりもジャズやシャンソンが好きで、銀巴里にはよく行った記憶があります」   「あるときからビートル

 
 
 

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