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足踏み発電によるLEDが、妖しく青色に輝く

ドン・ジョヴァンニ 地獄落ち のシーン

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地獄門から登場する騎士長

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「人力発電村一座」の座長が、今回の催し

​について、来場のみなさまにご挨拶を申し上げます。

バラ・アーチに装飾したLEDが発電床Rの足踏みによって輝く地獄門について解説する「人力発電村一座」の座長

宮部エルヴィーラが、会場からLEDを光らせる足踏みの協力者を呼びかけて、地獄門に誘います。

 発電床Rの足踏みで起こす電気の力で輝くLEDをバラ・アーチに飾りつけ、これを「地獄門」に見立てて、モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の地獄落ちの場面を演出する新感覚のコンサート・オペラを河口湖畔の河口湖円形ホールで行いました(11月9日)。
 富士河口湖町「健康科学大学」のボランティア女子学生3人と、会場で募集した女性たちにマスクをつけての「黒天使」になってもらい、ピアノ演奏に乗ってときに烈しくとくに柔らかく足踏みし、地獄門に青色の妖しい光を輝かせました。隣では、小悪魔役のタップダンサーが、烈しく足を踏み鳴らします。
 男性二人も、「青鬼」「赤鬼」となって足踏みし、ドン・ジョヴァンニの地獄落ちの手伝いをしてくれました。でも、人力発電によるこの不思議な輝きは、ひょっとしたら天国への誘いなのかもしれませんね。
 30センチ角の発電床Rは、足踏みによって3ミリワットの電力を生み出します。この舞台では、地獄門の周囲放射状に、9台設置しました。
 出演
ドン・ジョヴァンニ=藪内俊弥、レポレッロ=押見春喜、騎士長=小田川哲也、ピアノ=相田久美子、タップ=沙羅

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